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鍼灸の効きやすい方と効きにくい方

鍼灸の効きやすい方と効きにくい方

鍼灸治療は血行の改善や免疫細胞の増加、活性化や自律神経系の乱れを改善するために有効な治療法とされていますが、なぜ同じ治療でも効果が実感できる人とできない人がいるのでしょうか。
今回はその違いについて解説していきたいと思います。


体質の違い
鍼灸の効果が実感できるかどうかは、患者さまそれぞれの体質による要素が大きく影響します。
例えば、体内のエネルギー(気)の流れがスムーズである人は、鍼灸の刺激によってその調和が促進されやすい傾向があります。
逆に、エネルギー(気)の滞りがある人は、同じ刺激でもなかなか効果が現れにくいことがあります。

体調や症状の差
症状や体調の差で影響することがあります。
症状が慢性的である場合、即効性を期待しにくいため、効果を感じにくいこともあります。
ある人が感じている痛みや不調が、別の人にはそんなに問題と感じられないことがあります。

信頼関係の構築
治療に対する信頼関係も大切です。
鍼灸師と患者さまとのコミュニケーションがしっかりとれて信頼が築かれていると、治療への期待感が高まり、その分効果も感じやすくなります。
逆に、安心感が得られない場合は、効果が十分に表れにくいことがあります。

体の変化に対する感受性
人によって体の変化に敏感な患者さまと鈍感な患者さまがいます。
治療後の微妙な身体の変化に気づき、それを評価できるかどうかが、効果を感じるかの要因となります。
変化に対する感受性が高い方ほど、鍼灸の影響を実感しやすいでしょう。


以上のように鍼灸の効果を実感するかどうかは、患者さまの個人差が大きいと言えます。
ただし、これは治療法の特性でもあります。
体質や症状の違いを理解し、十分なコミュニケーションをとりながら、患者さま一人一人に合ったアプローチをしていくことが、より良い結果を生む事ができます。

 

 

【鍼が効きやすい人】の特徴

  • 素直な方
  • 基礎疾患を持っていない方
  • 両親が効きやすい方
  • 生活習慣に気をつけている(食生活、睡眠、運動等)方
  • おおらかな方
  • 気持ちに焦りがない方
  • 30代未満の方

以上が鍼が効きやすい人の特徴です。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

【鍼が効きにくい人】の特徴

  • 疑い深い方
  • 糖尿病などの基礎疾患を持っている方
  • 両親が効きにくい方
  • 生活習慣が乱れている(食生活の乱れ、夜更かし、運動不足等)方
  • 頑固、完璧主義者、執着が強い方
  • 50代以上

以上が鍼が効かない人の特徴です。ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

 

鍼が効きやすい人&効きにくい人の例

症状は同じだが、原因が違う場合

同じ腰痛でお悩みの方でも、その原因はいろいろあります。例えば、重い物を持ち上げた時に腰を痛めた患者さまと、子宮筋腫で生理の時に腰が痛くなる患者さま。

どちらも腰痛があるのですが、原因が違います。そして、内臓の病気で腰痛になっている患者さまよりも、重いものをを持ち上げて腰を痛めた患者さまの方が治りやすいです。

鍼も重いものをを持ち上げて腰を痛めた患者さまのほうが効きやすいです。子宮筋腫で生理の時に腰が痛くなる患者さまは、内臓に原因があるのですぐには鍼が効きにくいです。

 

 

症状が軽い・重い場合
数日前から痛くなった腰痛の患者さまよりも、10年前からずっと痛い腰痛の患者さまの方が、どうしても治りにくいです。

鍼も数日前から痛くなった腰痛の患者さまの方が効きやすいです。10年前からずっと痛い腰痛の患者さまは、長年腰痛を持ち続けているので、すぐには鍼が効きにくいです。

 

 

生活習慣を変える努力ができるかどうか
鍼灸を受けて、なおかつ良くない生活習慣を変える努力をした患者さまよりも、鍼灸に任せ切りで良くない生活習慣を変える努力をしない患者さまの方が治りにくいです。

鍼も生活習慣を変える努力をした患者さまの方が、良くない生活習慣を変えていきますので効きやすいです。鍼灸に任せ切りで良くない生活習慣を変える努力をしない患者さまは、良くない生活習慣を変えていかないので、すぐには鍼が効きにくいです。

 

 

急性症状と慢性症状
急性症状と慢性症状でも効果が違ってきます。急に悪くなったものは、比較的早く良くなることが多いですが、数か月~1年以上と慢性的な不調の場合は、回復するのに時間がかかる事が多くなります。

 

鍼が向いている人向いていない人

時々ですが、鍼が向いている人、向いていない人について質問を受けます。向いている、向いていないというのは色んな見方や考え方があるためハッキリ答えにくいものですが、私が思う鍼が向いていない人を3つ挙げたいと思います。

 
 
私が思う鍼の向いていない人
極端に痛がり・怖がり                                     時々ですが、鍼を極端に怖がったり、すごく痛いんじゃないかと心配される患者さまがいます。(ハリという名前なので、そのようなイメージを抱いてしまうのも理解できます)もちろんわけですから「チクッとする感覚」や「ズーン(ひびき)とする感覚」は避けては通れません。また「痛い」という感覚の受け止め方は人によって様々で、「鍼のズーンとした感覚が効いてる感じで気持ちいい」と喜ばれる方もいますし、逆に、少しでも鍼が触れている感覚があると「痛い、嫌だ」と痛がったり怖がったりする方もいるわけです。極端に痛がったり怖がったりする方に対して「刺さない鍼」や「極端に細い鍼」をするほうがよいのではないか?という意見もありますが、刺激量の面で考えると「効果に疑問がつく可能性も高い」ため、こういった方には鍼は向いていないと考えます。
 
極端に期待値が高い
時々ですが、「鍼なら一回で治るだろう」であったり、「鍼は東洋医学だからよく効くはずだ」と考える方がいます。たしかに鍼のイメージは魔法のように感じるかもしれませんし、東洋医学と言えば人によってはものすごい神秘的なパワーを感じるかもしれませんが、実際は「医学体系の一つ」に過ぎません。東洋医学や西洋医学、現代医療や代替医療は、私たちの都合によってカテゴライズしたものに過ぎないわけです。(まれに何でも治るというようなあやしい宣伝もあるようですが...)鍼施術にも向き不向きがあり万能ではありません。もちろん、医療機関での治療を受けた後になかなかよくならないから鍼を検討しようと言うのは間違いではありません(このような患者さまが多い)。ただし、医療機関での治療と同じように、一つの治療方法として一定の効果を挙げるためには一定期間継続することを求められます。極端に期待が高い場合はドロップアウト(途中で治療をやめてしまう、来なくなる)も多く、本来挙げられる効果を得られない可能性が高いため、鍼は向いていないと考えます。
 
 
さいごに
今回の投稿では「そもそも鍼自体の効果があまり見込めない」であったり、「そもそも不適応」というものは除きました。触れた内容は、どちらかと言えばミスマッチと考えています。鍼に関して「痛いか痛くないか?」と質問を受けた場合は、しっかり「無痛ではない」ことをお伝えしています。鍼に関する説明をした上で(または実際に受けた後)、患者さんご自身が他の治療方法を探したい場合や試したい場合は、無理に鍼をすすめることはありません。「鍼は選択肢の一つであって、患者さんご自身が説明を受けた上で選ぶもの」ということをお伝えしています。また併せて、一旦鍼を受けることを決めたのであれば、効果の面を考えて一定期間継続をした方がよいともお伝えしています。

 

 

 

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